究極のパトロール
「伊勢志摩サミット」でのトマトが使われた件、
人には・・・過去の事。終わった事。過去のちょっとばかりの栄光。
って言ってましたが・・・・実は・・・・・・
ずーーーーーーーーっと引きずってました。
栄光に縋るとかじゃあ無くて、
自分たちの中で終わって無かったんです。
だって・・・・・・・
どんな料理になって、どんな味がしたの?(写真でしか見た事無い)
そして・・・樋口宏江シェフにお礼の一言も言ってへん。
伊勢志摩サミットが決まってから2年。
実際に行われてから1年。
そろそろ限界。
なので、某八百屋さんのお力を借りて、
2年分の思いを胸に確かめてきました。
志摩観光ホテル ザ・ベイスイート
最上階「レストラン ラ・メール」の入り口に樋口シェフのパネル
っで、食べる前にお約束の空中庭園での記念撮影
その後、レストランに戻り、席に案内されました。
ギャルソンさん曰く「今日もエエ感じに夕暮れが焼けてますね♪」
そして、メニューを渡されましたが・・・・
ビックリ!! 樋口シェフの手書きです。
この世に2枚しか無い、宝物。
飲み物を選び、
先ずはアミューズブーシュ・・・の筈でしたが・・・もう一品、シェフからの御心遣い。
「うちのトマトに雲丹を詰めたモノ」
こちらが本当のアミューズブーシュ
「伊勢マグロと鱧」
そして、一年間・・・・・夢にまでに見て、恋焦がれていた、
「海の幸 トマトの魅力をさまざまな形で」サミット本番バージョン。
写真を写して・・・食おうかと・・スプーンを持ったけれど・・・・・・・・
あまりに勿体無くて、嬉しくて・・・・・涙がポロポロ。
奥さんに急かされてようやく食べれました。
もう・・・・・凄かったです。
それしか言いようが無い。
これをリピートするお客様が多数居られるとのお話、納得でした。
これもサミット本番バージョン。
「伊勢海老クリームスープ カプチーノ仕立て」
これもサミット本番バージョン。サミットのシンボルマークを表した桜の模様。
「鮑ステーキ あおさ香る鮑のソース」
勿論、サミット本番バージョン。
「伊勢海老ソテー アメリカンソース もち麦リゾット添え」
グラニテ
「梅のグラニテにジュレ掛け」
これもサミット本番バージョン。
「伊勢茶の香りをまとわせた松阪牛フィレ肉 わさび添え」
デザート。ノーマルの中からセレクト
「胡麻のアイスと柑橘系の果肉とジュレ」
珈琲とプチフールが出て・・・・・
他のお客様が居なくなったら・・・・
自分の背後から・・・・
樋口シェフ、登場してしてくれました。
珈琲が冷めてしまうくらいの時間・・・・10分以上、ご相手をしてくださいました。
今夜の料理の事、ぱりぱりとまとの事、サミットの事・・・・etc。
自分たちも、今夜の御礼、普段の御礼、サミットでの御礼をやっとこさ言えて、
気さくで、良く笑われ・・・・・気持ち良い時間でした。
最後に一緒の写って頂いて、握手も勿論♪
ホンマ、待った甲斐がありやした。
トマト作ってて良かった。
ぱりぱりとまとが、うちの畑に出来てくれて良かった。
サミットが伊勢志摩で在って良かった。
そして・・・・・樋口宏江総料理長に出会て、ほんまに、良かったです♪
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あ、勿論、某八百屋さんもね。
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(2017.06.18 加筆)
稚拙な自分たちに懲りずに関わってくれた人が居たから、
今の自分たちがある訳で、
誰か一人でも抜けてたなら、
今は無い訳で、
ホンマ、
人との繋がりで生かされて、
ここまで来れたッて実感した夜でした。
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・キーンたにぐち、というヘタレな人が書いています。
・農場の作業員と工場の作業員と直売所の店番をしてるらしい〜。
・読んでも得しないことが9割を超えます。